Veritecoeur 2022展示会
khadi and CO 2022AW展示会の後、向かったのはVeritecoeur展示会です。
=真心=という意味を込めて名付けられたVeritecoeur。
素材の持つ魅力を活かし、着心地を大切にした、どこか人の手の温もりを感じるモノ作りを行っています。
フォーマルからデイリーまで、ブランドらしさを失わない豊富なコレクションを展開。
着て、洗ってを繰り返し、自分らしい愛着のある1枚へと育てて欲しいという作り手の想いが込められています
お昼を過ぎ、気温も暖かくなってきてアウターが無くても快適なくらいの心地よい空気です。
東京の目黒から程近く、閑静な住宅街の中を歩いて行ったところに展示会場がありました。
今回は「ベーシックコレクション」「ミッドサマーコレクション」をメインにした展示会です。
ガラス張りで外からも色とりどりの洋服が見えています。
展示会場は白を基調としつつ、一軒家をくり抜いたようなシンプルで開放感のある空間に、梁などを活かして様々なアイテムが並べられVeritecoeurの世界観を表現されていました。
「あ、そのジャケットいいですね」
展示会場について準備を進めている私たちに会場を案内されていた男性スタッフの方が気さくに声をかけてくださって、
「立場や年齢が違っても洋服が好きなところは同じなんだ」と緊張もすぐに和らいでいきました。
Veritecoeurでは、そのシーズンごとにしかないコレクションと、定番として少しずつ生地や色などを変えながら毎シーズン出ているコレクションとに大きく分けられているそうです。
こういったアイテムもその時ならではで、人気だったからと言って再生産しないようにしているものもあるそうです。
その時にしか買えないというのも洋服を買う私たちにとってはうれしいポイントだったりしませんか?
会場についたころにはすでに何組かのバイヤーさんが来られていて、和気藹々とした空気が漂っていました。
試着させていただいたアイテムをいくつかご紹介します。
パンツとベストのセットアップ。
後ろから見た時のぽわんとしたシルエットがポイント。
スリーピースの展開がありました。
こちらはナスティアさんというモデルさんに撮影をお願いした時にとても可愛かったのでナスティアコートと名付けられたそうです。
生地の素材感と落ち感がポイントで動くとトロンと揺れるところがたまりません。
男性でも着られるようにデザインされています。
素材感を活かした風合い
たっぷりシルエットのコートも足さばきが良いようにスリットが付いています。
Veritecoeurでは「素材感」「日常」「着心地」を特に大切に考えられているそうです。
染の色合いや、リネン、コットン等の素材の風合い、落ち感、様々な生地が持つ雰囲気を活かしたモノ作り。
「日常」でも着やすいデザインや、お洗濯のしやすさ。
「着心地」が良くてすぐに手に取ってしまう。
そんな毎日の暮らしに寄り添って色々なアイテムが作られているんですね。
真剣にお話を聞かなければと意気込んでいた私たちですが、
案内してくださったスタッフさんは親しみを持って洋服以外の食事に行った話や、日頃の様子を話してくださり、
すごく身近に感じられました。
そんな様子からもVeritecoeurが多くの人に愛されていることが分かるような気がします。
今の時代はたくさんの情報がありますが、純粋に洋服を楽しむことってやっぱり大切。
いろいろなアイテムを試着しているとその着心地がいいことを実感していました。
とろりんと落ちる独特の風合いや、ほどよくリラックスしたシルエットが人気の理由なことに納得です。
余白や親しみやすさのあるVeritecoeurの洋服をお楽しみにしていてください。