R&D.M.Co-2022aw展示会
初めてのR&D.M.Co-展示会は緊張しながら、慣れない場所で時間を気にしながら向かいましたが、
今回はなんだか久しぶりに実家に帰省するようなそんな感覚でした。縁がなかった場所に縁ができるのは何とも不思議な気持ちになります。
今日も車内はビジネスマンやカップルや旅行に向かう家族などいろいろな方が思い思いの時間を過ごしていました。
東京に着いた後、念入りに駅の案内を確認しながら新宿から電車を乗り換えて、富士山駅を目指します。
通ったことのある道や見覚えのあるお店や看板が、迷わずに目的まで向かえていることを教えてくれました。
あいにくこの日も曇りで富士山は見られませんでしたが、また次の機会に見られることを楽しみにしながら、展示会場へと向かいます。
「 THE DEARGROUND 」 〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田6-18-46 2F・3F
山梨県の富士吉田市にある場所です。最寄り駅は富士山駅。
来てくれたんですね!お待ちしてました!そんな雰囲気の漂う温かな空間でした。
書面やオンラインショップを見ているだけでは伝わりにくいですが、実際にお会いすることでなんだか身近に感じられるような気がします。
是非機会があれば行ってみていただきたい場所ですが、
皆さんも一緒に展示会に行ったような気持ちでご覧いただけるとうれしいです。
さっきまで誰かが絵を描いていたようなディスプレイ。
秋冬のコレクションなのでウールなどの温かなものが揃います。
沢山のラインナップがある中から私たちがご紹介したいアイテムを探します。
軽くてふかふかな縮絨ウールのジャケット。
人気アイテムのキルティングコート
R&D.M.Co-/OLDMAN'S TAILORでは
同じものを作ることも大切にされているそうです。
それはずっとある定番を作ることで同じアイテムを待ってくれているお客様の期待に応える意味合いがあったり、
新しくデザインするものだけでなく、待っている人を大切にしたい思いがあると聞くとなんだか素敵だなあと思います。
美味しい昼食を頂きました。
展示会のない時期はカフェとしてご利用いただけるので山梨に行った際は要チェックです。
スタッフ生駒が試着して気に入っていました。
バサッと大き目の作りでユニセックスとしてお召いただけそうです。
いつも丁寧に教えてくださるスタッフさん
今回のカモフラージュ柄は水彩絵の具を滲ませたようなニュアンスで表現されたそうです。
色と色の境界が曖昧で柔らかな印象ですね。
まだまだ沢山素敵なアイテムがありました。
いつもオールドマンズテーラーでは、ファーマーズファミリーやサーカスシリーズなど、特徴的なタッチのイラストが人気を集めています。
今回はスケッチクラブということでパピー(子犬)とキティ(子猫)のスケッチ柄が登場していました。
紙に書かれたスケッチがプリントになって、生地になって、服になっていくストーリーが感じられるように考えられたそうです。
今回スケッチデザインを表現するにあたって、イメージするタッチに行きつくまで試行錯誤があったそうです。
子犬や子猫のスケッチをアニメのような感じでもなく、美術の授業にありそうな模写の様に写実的な感じでもなく、
リアルの動物に近付けつつもアニメのような空想的なニュアンスも取り入れつつ、
そんなイメージとイメージの間にあるニュアンスをデザイナーしむらさんの感覚で調整して出来上がるそうです。
「犬好きもいれば猫好きもいますからね^^」
そんな意図もあって子犬も子猫もバランスよくデザインに取り入れられているそうです。
試行錯誤とはいえ、これまでも何度もデザインや表現したいニュアンスを表現してきた中で、イラストを手掛けるパートナーもしむらさんの表現したいことをよく理解されているそうで、おおよそ出来上がってくる
イラストはイメージに近いものだとお話されていました。
何気なくお話されていたことが、私たちにとっては印象的で、相手を信頼している様子がとても伝わってくるように思いました。
きっと一緒に仕事をする方や身近な方に対してもそんな風に接していらっしゃるのだろうなぁとジーンと温かな気持ちになりました。
ディスプレイに使う小物も絵を描いている身近な方に「ちょっとあれ貸してくれない?」と協力してもらっているのだとか。
使って汚れた雰囲気が何とも言えないいい感じです。
私たちtrip&thingsに置き換えて考えると、
いつも見てくださっているお客様に「あそこのお店をチェックしておけば間違いない」
と思っていただける様に頑張っていかないといけないなと感じさせられました。
しばらくしてからデザイナーのしむらさんが
「コロナになってから頑張ってきましたがそろそろインプットが必要になって来ているんです(笑)」
と話されていました。海外に行く機会が無くなり、現地のカルチャーに触れる時間がもっと必要だと感じられていて、
日ごろのモノづくりはイギリスをはじめとした様々な場所で体験することが直接影響しているそうです。
「そろそろイギリスで面白いものを見たいんだけどなぁ」とタイミングを考えられている様子でした。
世界的にも徐々に感染症に対する理解が進み、様々な規制が緩和される動きが出て来て、
そろそろ安心してもいいのかなと感じられるようになってきましたね。
私たちtrip&thingsも
今よりもっと旅に出られるようになったときは、そこで出会う素敵なモノゴトを紹介していきたいと思います。
R&D.M.Co-/OLDMAN'S TAILOR 2022AWのアイテムにも是非ご期待ください。
既にオーダーが済んでいるアイテムは7月からも随時入荷する予定です。